内分泌疾患専門病院
甲状腺・副甲状腺疾患、糖尿病などの生活習慣病 Facebookページへ Twitterへ

細胞診・病理検査

穿刺吸引細胞診[細胞診]

細胞を採って、染色して顕微鏡で見て、その形態から、癌かそうでないかなどを診断する事を一般に細胞診と言います。

甲状腺や乳腺などの腫瘍では、皮膚に覆われているので細い注射針を使って吸引して細い注射針のなかに入っている細胞から診断する事も出来ます。その場合には穿刺吸引細胞診と呼んでいます。

当院では短時間で染色が完了する方法を用いて迅速細胞診を実施しているため、当日の診察前に結果を仮報告することができます。

術中迅速病理検査

手術中に採った組織の一部を凍らせて薄く切り、それを染色して形態を顕微鏡で見て、病気の性質や手術の範囲などを手術中に決定する為に行う検査です。

病理組織検査

手術で摘出した組織を、普通は固定して、パラフィンに浸して固め、薄く切って染色し顕微鏡で観察し、最終診断をつけます。普通の染色法では細かい事が良く分からないときには、様々な特殊な染色をしますので、長い時には1週間くらいかかる事もあります。